何度言っても、脱いだパジャマをそのままあちこちに置きっぱなしにしてしまう夫には、いったいどう伝えたらいいのでしょうか。
口酸っぱくいっても、まるで改善されないと「いい加減にして」と、思わず夫を怒りたくなります。
いつもパジャマを脱ぎっぱなしにする夫への対処法を見つけることで、夫婦の間の余計なトラブルを解消することができるでしょう。
1.どうして脱ぎっぱなしにしてほしくないかを論理的に説明する
いつもパジャマを脱ぎっぱなしにする夫への対処法として、まずは「どうして脱ぎっぱなしにしてほしくないか」ということを、論理的に説明するようにしてみましょう。
ただ「脱ぎっぱなしにしないで」と怒るだけでは、夫はその言葉を聞き流してしまうかもしれないからです。
何度伝えても、それでもパジャマを脱ぎっぱなしにするのは、パジャマを片づけることに必要性を感じていないからです。
だからいくら妻が一生懸命言っても、全然改善しません。
脱ぎっぱなしを改めるどころか、もしかしたら心の中で「うるさいな」くらいしか考えてないこともありえます。
そういう夫には、単に好みの問題で片付けてほしいわけではないということ、脱ぎっぱなしにすることのデメリットをしっかりと伝えるようにしましょう。
「ほこりにまみれて衛生的ではない」とか「子供がパジャマに足が絡まって転んだ」ということを、論理的に説明するようにします。
その時に、思わず感情的になったりしないように気を付けましょう。
「大人なのだから、パジャマくらいきちんと片付けてよ」と、腹は立ちますが、夫に脱ぎっぱなしを改めてもらうためには、彼の頭の中に入って行きやすいよう説明をすることが大切なことです。
2.夫に分かりやすい「パジャマをしまう場所」を決める
いつもパジャマを脱ぎっぱなしにする夫への対処法に、夫本人に分かりやすい「パジャマをしまう場所」を決めるという方法があります。
パジャマをしまうのが面倒でないなら、脱ぎっぱなしを改めやすくなるでしょう。
夫はいつもどのあたりにパジャマを脱ぎっぱなしにしているか、それを考えてみましょう。
朝起着て、洗面所で顔を洗ったついでにパジャマを脱ぎ捨てているようなら、その位置にパジャマを入れるカゴなどを置いてみるのもいいですね。
パジャマをきちんとしまってほしいと伝えても、その場所にわざわざ行くのが面倒なら、いつまでたっても改善されない可能性があります。
本人も「パジャマしまわなきゃ」と思いながら、慌ただしさに紛れて、ついそのままにしてしまっているのかもしれません。
パジャマを脱いだついでにそのまましまえるように、少しだけ工夫をしてあげましょう。
そうすることで、夫もパジャマを脱ぎっぱなしにするのを改めるようになるはずです。
3.写真に撮ってどれだけ見苦しいかを客観的に伝える
いつもパジャマを脱ぎっぱなしにする夫へや、視覚的に訴える方法も良いでしょう。
パジャマを脱ぎっぱなしにしている状態を写真に撮って、それを見せるようにしてみましょう。
毎日脱ぎっぱなしにするなら、その様子を一週間分くらい写真に撮ってみましょう。
そうすることで、視覚的にどれくらいだらしないか、それを理解してもらうことができます。
一日だけではインパクトが薄いので、何日分かをまとめて見せるようにしましょう。
他の家族はパジャマをきちんと片付いているのに、自分のパジャマだけだらしなく脱ぎっぱなしの様子を見せれば、さすがに「これはまずい」と思うはずです。
写真を見せる時、必要以上に夫を責め立ててはいけません。
自分のだらしないところを突き付けられたら、誰だって気まずい思いをしています。
言葉を抑えて淡々と説明することで、夫も脱ぎっぱなしを改めるようになるでしょう。
4.きちんと片付けるまではパジャマを洗濯しないようにする
いつもパジャマを脱ぎっぱなしにする夫への対処法の中に「パジャマを片づけるまでは洗濯しないようにする」というのもオススメな方法です。
すべてのパジャマを着てしまい、もう予備がなくなったところで、さすがに夫も反省することでしょう。
パジャマを脱ぎっぱなしにしないように伝えても、妻が片付けておいて、さらに替えのパジャマまできちんと用意している状態なら、夫は困ることはありません。
適当に「片づけるよ」と言いながら、新しいパジャマを引っ張り出して着てしまい、翌日の朝に再び脱ぎっぱなしにするはずです。
その悪い連鎖を繰り返してしまうようなら、夫が片付けるまで、手を出すのをストップしてみましょう。
そうすれば、夫が着るパジャマがそのうちなくなって「パジャマを用意してほしい」と言ってきます。
そこで「分かった、じゃあパジャマを洗濯機に入れておいて」と言えば、きっと渋々ながらもパジャマを片付けることでしょう。
時間はかかるし、脱ぎっぱなしのパジャマがだんだんと溜まってきてイライラしますが、ここが辛抱するべきポイントです。
我慢しきれず手を出してしまうと、夫は自ら片付けることはなくなるでしょう。
脱ぎっぱなしを改善するために、パジャマを片づけたり洗濯したりしないように、グッと我慢しましょう。
パジャマの脱ぎっぱなしを防ごう
いつもパジャマを脱ぎっぱなしにする夫は、実は「それでいい」と思っています。
だから何度言ってもパジャマを片づけることはしないのです。
そういう夫を変えていくには、夫に「脱ぎっぱなしにすることのマイナス点」をしっかりと伝えていきましょう。
そうすれば、時間はかかっても、必ずパジャマの脱ぎっぱなしを改めてくれるようになるでしょう。