人間にとって一番大切と言われている睡眠ですが、その睡眠時に必ずパジャマを着て寝るという人も多いのではないでしょうか?
睡眠時に直接肌に身に着けるパジャマは、特に清潔に保ちたいと思うものですよね。
しかし、いくら洗濯をしてもニオイが取れないこともあり、いったいどうしたら良いのか迷ってしまいますよね。
そこで今回はパジャマが洗濯しても臭い時の対処法をご紹介します。
1.洗剤を変えてみる
普段使っている洗剤で洗濯してもニオイが取れない場合、別な洗剤に変えてみることをオススメします。
洗剤の種類がたくさんあるため、どれを使ったら良いのか迷ってしまいそうですが、しっかり臭いを取りたいのであれば、除菌タイプの洗剤がオススメです。
洗濯洗剤には粉末タイプと液体タイプがありますが、汗や皮脂などの汚れがつきやすいパジャマを洗濯する場合には、弱アルカリ性の粉末タイプの洗剤を使用することでニオイの元を取り除くことができるでしょう。
また、最近では香り付き洗剤も良く目にするようになりましたよね。
そのような香りのついた洗剤を使用することで、しつこいニオイを消すばかりでなく、心地よい香りに包まれながら快適な睡眠を得ることもできるのではないでしょうか。
ただし、中には香りがキツイ洗剤も出回っており、そのせいで頭痛や吐き気などの体調不良を起こす場合もあるため、自分に合った香りを探すことが大切です。
2.生乾きを避ける
天候にも左右されるため毎回というわけにはいきませんが、なるべく天気のいい日は洗濯を外に出し天日干しにすることをオススメします。
洗濯物を太陽の光にあてることで、紫外線が殺菌能力を強くし消臭効果を高めます。
また、外に出すことで風通しがよくなり、さらに洗濯物が乾きやすくなりますよね。
それから、雨で止む負えなく部屋干しにする場合には、エアコンを除湿にして使用するか、除湿機を使うことで生乾きを避けることができるでしょう。
この時のポイントは、洗濯物を干す部屋の窓やドアをしっかり閉めることです。
なぜかというと、窓やドアが開いていることで、湿度が上がりせっかく除湿しても効果が薄れてしまうからです。
3.洗濯機も清潔にする
せっかくいい洗剤を使って洗濯しても、その基本となる洗濯機が汚れていては意味がありません。
特に洗濯槽の裏側には洗剤や垢などが付着しやすく、そこから黒カビが発生する原因にもなります。
表面的にはキレイに見えても洗濯槽の裏側は普段見ることがないため、つい見落としてしまいがちですが実は恐ろしいぐらい汚れているのです。
そこで、洗濯槽専用のクリーナーなどで、洗濯槽の裏側にこびりついた頑固な汚れを取る必要があります。
また、洗濯洗剤自体に洗濯槽のカビを防止するものもあり、洗濯すると同時に洗濯槽の除菌もすることができて一石二鳥ですよね。
4.寝具類や部屋も清潔にする
せっかくパジャマをキレイに洗濯しても、寝具や部屋が汚れていては、そのニオイがパジャマに染みついてしまうかもしれません。
パジャマと同様、シーツやタオルケットなどの寝具類も寝ている間に出る汗や皮脂で予想以上に汚れているのです。
シーツやタオルケットは大きさや厚さがあり、干す場所が限られたり乾きずらいため、なかなか頻繁には洗濯できないかもしれませんが、天気のいい日やコインランドリーを利用するなどして、なるべくマメに洗濯することをオススメします。
また、部屋が汚れていたり埃っぽかったりしてもニオイの原因になるため、適度に掃除や換気をし、部屋の空気をキレイにすることが大切です。
5.自分の体も清潔にする
「つい疲れてお風呂が面倒になってしまい、お風呂に入らずにそのまま寝てしまう」とか「いつも朝風呂が習慣になっているから夜は入らない」など、寝る前にお風呂に入らない人も少なくありません。
しかし、一日動いて汗をかいた体は、見た目はキレイでも実際は汚れていることが多く、その状態でパジャマを着ることで、当然ですがニオイがパジャマに移ってしまいます。
それでも、毎日パジャマを洗濯するのなら良いのでしょうが、そうでない場合は日に日に汚れが蓄積し、しつこいニオイとなって残ってしまいます。
日ごろの生活スタイルを変えるのはなかなか難しいかもしれませんが、パジャマのニオイが気になる人は、先にお風呂に入ってみることをオススメします。
6.処分してしまう
いつも身に着けているパジャマに思い入れがあり「気に入っていて捨てるのがもったいない」といった人もいるでしょうが、洗濯をしてもニオイが取れない場合には、思い切って処分することも必要でしょう。
ただでさえパジャマは、普段着と違い安静にしているときにしか着用しないため、生地も傷みづらく、いざ処分することになっても「まだ着られるのにもったいない」と思ってしまいがちですよね。
しかし、洗濯したのにかかわらずニオイが取れないということは、雑菌が付着している証拠であり、そのようなパジャマを着ることは清潔感にも欠けるだけでなく、肌荒れなどの原因にもなるかもしれません。
このような事態を避けるためにも、今までの物は思い切って処分して、新たにパジャマを購入することをオススメします。
パジャマの臭いをとろう
パジャマが洗濯しても臭いときの対処法についてご紹介しました。
まずはニオイが気になったならば、洗剤を変えたり身の回りを清潔にするなど、ニオイの元になっている原因を探し、予防することが大切です。
このようにニオイの原因のほとんどは、日ごろのちょっとした工夫で解消できるものが多く、家庭でも気軽に試してみることができるのではないでしょうか。