ウールのパジャマって、何だかとても温かそうな響きがあります。
特に冬場、ウールのパジャマをまとって眠れば、ぐっすりと良い眠りにつけそうです。
そんなウールのパジャマの特徴を知って、もっと快適に「パジャマライフ」を楽しみましょう。
1.ウールのパジャマは保湿性と伸縮性に優れている
ウールのパジャマの特徴として、何といっても「保湿性」に優れているというものがあります。
その為、特に冬場には重宝するパジャマの素材です。
ウールのパジャマは、繊維が絡み合っている素材ですが、その中にたくさんの空気を含んでいます。
空気をたっぷりと含んでいるということは、その空気の層が壁のような役目をしていて、熱伝導率が低くなり「外」の寒さが伝わってきません。
メリノウールなどは肌触りも良く「ふんわりしていて温かい」という、理想的なパジャマとなるのでしょう。
また、パジャマの中の空気は、人の体が放出する熱によって温められます。
そのため、温かい空気が常に体のまわりをくるんでいるような感じがして、柔らかいぬくもりを感じることができるのでしょう。
寒い時期にピッタリなウールのパジャマ、実は夏場の寝冷え防止にも効果があります。
夜眠っている時に体が冷えてしまうという人は、ぜひウールのパジャマを着用してみましょう。
2.湿気を吸収してくれるが洗濯する際には注意が必要である
ウールのパジャマの特徴に「吸湿性に優れている」というメリットがあります。
ウールのパジャマは、湿気を吸収してくれるので、夜寝ている時に汗をかいてしまって気持ちが悪いなんてこともないのです。
人は、一晩眠っている間に400㏄もの水分を放出していると言われています。
それが「寝汗」となるのですが、ウールのパジャマはそれを汗や水分を吸い取ってくれますから、快適に眠ることができます。
そして、さらに「放湿性」が高い素材でもあります。
繊維の中に吸い込んだ水分をそのままにしてはおかず、再び空気中に発散してくれるので、ウールのパジャマを着ていても、蒸れたりすることがないのです。
吸湿性に優れていて、寝汗を吸い取ってくれるウールのパジャマは、体にとっても優しいパジャマです。
夜寝苦しくなることもないので、ぜひ一着は手元に置いておきたい素材のパジャマと言えるでしょう。
3.意外と伸縮性と弾力性があって型が崩れにくい
ウールのパジャマの特徴は「伸縮性と弾力性がいい」というのがポイントです。
そういうパジャマは、夜寝ていても体が苦しくなることがないですし、パジャマ自体も型崩れしにくいので長持ちすることでしょう。
ウールというのは「クリンプ」という縮れがあり、非常に伸縮性に優れている素材です。
寝ている時に体がゴロゴロと動いてしまうことがよくあります。
そういう時にも、体の動きに合わせて伸び縮みしてくれるので、体を締め付けることがありません。
そして、弾力性も高いウールのパジャマは、しわになりにくいという特徴があります。
元の通りに回復しようとする力が強い素材なので、しわになってしまっても、蒸気に当てることで元に戻ってくれるのです。
そして何より、型崩れにしにくいので、ウールのパジャマは長持ちするというめりtっとがあります。
ウールのパジャマは伸縮性が高くて体を締め付けず、さらに弾力性があるので長持ちしやすいと言えます。
着ていて楽でしかも長持ちする、そんなオススメなパジャマです。
4.撥水性があって汚れにくいが洗濯には気を付ける
ウールのパジャマの特徴に「撥水性」があるという特徴があります。
水をはじくウールのパジャマは、汚れにくいというメリットがあります。
パジャマは眠る時に着用しますが、その前に歯磨きをしたり、ホットミルクを飲んだりと、色々なことをしていたりします。
そういう時に、うっかり水がかかってしまうこともありますが、多少の水ならはじいてくれるので、汚れたりする心配がありません。
しかし、大量の水の場合は縮んで固くなってしまうことがありますので、びしょびしょになるほど濡らすのは控えるようにしましょう。
洗濯をする時にも、水温や洗い方に気を付けないと、結構縮んでしまうことがあります。
パジャマが縮んでしまうのを防ぐためには、必ず30℃以下の水で、手早くそして優しく洗うようにしましょう。
さらに、オシャレ着用洗剤で洗ってあげるのがオススメです。
撥水性に優れていて汚れにくい、それがウールのパジャマのメリットです。
ただ、洗濯の際には縮まないように、ほんの少し気を付けるようにしましょう。
ウールのパジャマというと、温かいイメージを持つ人もいることでしょう。
そして実際そのイメージを裏切ることはなく、さらに動きやすくて吸湿性に優れていたり、様々なメリットを持つのがウールのパジャマです。
より快適な睡眠ライフを送るためにも、一度ウールのパジャマを試してみましょう。
きっと「着てみて良かった」と思うはずです。