いびきは無意識にかいてしまうもので生理現象とも言います。
最近では、女性の方の方がいびきをかきやすい傾向にあります。
寝ている間なので自分ではいびきをかいているか分からない方がほとんどです。
旅行などでパートナーと同室で寝た時に言われて初めて自分がいびきをかいていることに気づくのです。
そこでいびきをかく女性の原因について説明します。
1.過度なストレスによるいびき
現代では、社会での人間関係によるストレスや女性に多い
ホルモンバランスの乱れによるストレスが原因でいびきを引き起こしていると言われています。
ストレスの解消が出来ていない方や発散の仕方が分からない方はいびきをかきやすいようです。
これらが当てはまる方は、1度専門医に相談してみることをオススメします。
そして、出来るだけストレスを溜めないようにし、1人の時間などを設ける工夫をすることも大切です。
ホルモンバランスの乱れが気になる方は、産婦人科で検診を受けるなど健康にも気を配るようにすると良いです。
2.口をあけたまま寝ている
女性でいびきをかいている人は、3~4人に1人の割合でいると言われています。
いびきをかいている人の大半は口をあけたまま寝ています。
口をあけたまま寝ていると、いびきをかきやすくなってしまい、更に口臭の原因にも繋がってしまいます。
睡眠を取るときは出来るだけ鼻呼吸が良いとされています。
鼻呼吸をすることでよりよい睡眠を取ることができます。
では一体、どうすれば口呼吸を治せるのでしょうか。
これを治す方法としては、寝る際にマスクをして寝ると良いです。
そうする事で口呼吸が苦しく感じるため、自然と鼻呼吸に変わります。
これを繰り返し行なうと鼻呼吸で寝れるようになり、いびきも改善されていきます。
他にも、ドラッグストアなどで販売されている口呼吸治すためのテープがあります。
これは、口に専用のテープを貼って寝るだけです。
口をテープで塞いであるので口が開くことはありません。
そのため、鼻呼吸で寝られるようになります。
こちらも同様で、繰り返し行なうと慣れてくるので口を開かなくなり、いびきをかかないようになります。
3.仰向けで寝ている
仰向けで寝ているといびきをかきやすいと言われています。
身体が解放されていることから自然と口が開き、いびきをかきやすいようです。
そのため、寝る際は横向きで寝るか、胸を圧迫しない体勢で寝るようにします。
仰向けで寝るより、横向きで寝ていた方が身体を芯から休ませることができ、ぐっすりと眠れるという傾向があります。
他にもうつ伏せで寝ると良いと言われていますが、胸を圧迫させていることになるので血行が悪くなり、
かえって質のある睡眠がとれなくなってしまうのでオススメはできません。
4.寝る前にお酒を飲んでいる
お酒を飲む事は悪いことではありませんが、寝る前の大量のアルコール摂取は
いびきをかく大きな原因となりますので寝る前は少量のお酒で抑えておきましょう。
寝る前のお酒は、筋肉の弛緩作用が働いていびきをかくように促してしまいます。
更に、先ほど説明したように仰向けで寝てしまいますのでいびきをかきやすい環境になってしまいます。
アルコールにより、上気道がせまくなっていくので呼吸が苦しく感じてしまいます。
その分、疲れも取れませんし、朝の目覚めも悪くなりやすいです。
5.睡眠障害によるいびき
現代では、なかなか眠れない、眠たいのに寝れないといった不眠症。
眠くて仕方ない、どこでも寝てしまうといった過眠症。
などの睡眠障害の方が多くなってきました。
ストレスが多くの原因だと言われていますが、睡眠障害を発症している人の半分以上は生活習慣の乱れが原因とされています。
早寝早起きの週間がなかったり、夜遅くまでスマートフォンやパソコンなどの画面をみていたり、
いつもバラバラな時間に起きたりなどの生活をしている人は睡眠障害に陥りやすとされています。
これらは、普段の生活をなおすことで改善されますが、それでもなおらないという方は専用の医療機関へ受診しなくてはなりません。
これを放置していると、睡眠薬がないと寝られなくなったりなどの重い睡眠障害になってしまいます。
この障害の原因もいびきが関係しています。
この場合は女性の方だけではありません。
男性の方も関係してきますので気をつけましょう。
いびきをかいていると言われたことがある方は、どれか一つ当てはまるものがあります。
よりよい睡眠を取るためには生活習慣を良くし、ストレスのない環境を作り方あげることが何よりも大切です。
いびきをかかない為に、自分なりの努力、工夫をし、いびきをの原因を突き止めなければなりません。
そうすることで徐々にいびきが減っていき、最終的にいびきをかかずに寝られるようになります。
このように、普段の生活習慣と睡眠内容を見直し、いびきをかかない睡眠をとれるように健康のためにも頑張ってください。