新生活をはじめる時や、引っ越しなど大きく環境がかわる時に寝具を一新したりします。
新しく枕を買うと、いままで使っていた古い枕を処分しなければいけません。
枕の処分の仕方には、お金がかかる方法とお金がかからない方法があります。
枕を、どのように処分したら良いか、自分に合った方法を選びましょう。
1.枕の素材別で分別する
まずは、お住まいの自治体の、ゴミの捨て方を確認します。
ゴミの捨て方を説明している所があるので、そこで枕の処分方法を調べてみましょう。
よく分からない場合は、担当に電話で確認すると教えてくれます。
各自治体により違いますが、枕の大きさが30㎝以上の物は、粗大ごみ扱いになるところが多いです。
だいたい30㎝以下の枕は、指定の方法でゴミとして出せます。
それ以上の大きな枕を、お金をかけずに簡単な方法で捨てるには枕をハサミなどで切ると良いです。
細かく切ることによって、粗大ごみの料金が発生せず済みます。
このとき、中に入っている素材毎に分別して可燃ゴミ、不燃ゴミ、プラスチックゴミとして分けて捨てます。
枕に使われている代表的な素材は蕎麦がら、小豆、もみがらなど天然の素材です。
可燃ゴミとして捨てる事ができます。
鳥の羽が入っている羽毛枕は可燃ゴミとして捨てる事ができます。
羽毛枕は、ハサミで切ると部屋中羽だらけになるので注意が必要です。
ビニール袋の中でハサミをいれお風呂場などで細かくすると良いです。
パイプビーンズ枕は、中にプラスチック等のパイプやビーンズが入っています。
プラスティック等が入っていますので、各自治体の捨て方を確認します。
低反発枕は、素材がウレタンです。
捨て方は、各自治体によりかなり違いますのでよく確認をして、処分をします。
2.オークションを利用する
高性能枕を購入した後に、使ってみたら体に合わなかった等、買ったあとに使えなかったという時に、オークションがオススメです。
捨てるにはもったいない、だけど周りに欲しい人がいない時には、全額は戻ってきませんがお金がすこし戻ってきます。
何回か使ってしまった枕の汚れが気になりますが、枕は洗える素材のものと、洗えない素材のものがあります。
一度洗うと、乾かすのに時間もかかるので汚れが気になる時は、枕の外カバーだけ洗うと良いです。
自分で買った以外に、人から枕をプレゼントをされて体に合わなかった時や、使えないときにもオススメです。
人気のある枕には、高値がつくこともあるので捨ててしまわずに、オークションに出してみるといいです。
使ってくれる人がいるなら、捨ててしまうより環境にも優しく、お小遣いも手に入れることができます。
3.不用品回収業者に依頼する
枕だけでなく、家の不用品を処分したいときにオススメなのが不用品回収業者に頼むことです。
いつも気になっていた、押入れの奥の不用品を片づけるチャンスです。
良い機会なので、家の大掃除をしてスッキリするのもしてみては、どうでしょうか。
枕だけでは、もったいないので寝具や、壊れた家電など普段のゴミ捨てで捨てられないゴミが溜まっている時にオススメです。
不用品回収業者の良いところは、家まで来てくれて持って行ってくれることです。
お金はかかりますが忙しくて、家の整理ができない人や、重いものを持つのがつらい人は大変便利です。
不用品回収とは少し違いますが、海外支援として不要になった寝具を寄付できるところがあります。
布団や毛布、枕の寝具のほか古着なども受け付けています。
回収費用はかかりますが、まだ使える人に使ってもらった方が嬉しいですね。
4.リメイクしてみる
まだ使える枕を捨てるのは、すこし気が引けます。
そんな時は、リメイクしてクッションにしてみましょう。
枕の中には、クッションに入っているものと同じ素材や、似ている物が入っています。
クッションの中身は、ヌードクッションと言います。
ヌードクッションや、クッションカバーだけでもお店で売っていますので、自分のお気に入りのクッションカバーを探してみると楽しいです。
子供用にちいさな枕を作るのも、よい方法です。
子供に合った枕を作ってあげると、大きくなってからもよい思い出になります。
クッションだけではなく、座布団にも出来ます。
お店で買うより、枕をリメイクすると安く作る事ができます。
人間にはもちろんですが、ペットの犬や猫のために手作りしてあげてもいいです。
ペットが汚してしまっても、惜しみなく捨てることができます。
枕を適切に処分しよう
枕の処分の方法で重要なのが、枕の大きさです。
各自治体により違いますが、大きいと粗大ごみ扱いになることがあります。
枕の大きさを測り、粗大ごみ以下なら普段のゴミと同じように処分できます。
しかし、大きい枕は有料の粗大ごみ扱いとなります。
お金をかけたくない人は、細かくして粗大ごみ以下の大きさにして捨てます。
羽毛枕は、毛が飛び散るので袋に入れ慎重に風呂場で作業すると安心です。
しかし、それでも羽毛が飛びますのであまりオススメできません。
枕の中身は、素材毎にそれぞれ処分します。
その他は、新しい枕ならオークションや人に譲るとよいです。
古い枕になると、寄付か不用品回収で処分してもらいます。
手作りが得意な人は、枕をクッションや座布団にしてもう一度、別の形で使ってみるのもいいです。
枕の大きさや素材によって、処分の仕方が変わりますので各自治体の処分方法をしっかりと、確認すると安心です。