朝起きた時、ベッドシーツに血がついていて困った時はありませんか?
女性は、生理の経血がもれてベッドシーツにまでついてしまった経験が、1度はあるのではないでしょうか。
他にも様々な理由で血がベッドシーツにつくことがあります。
なるべく身近にあるもので、ベッドシーツに血が着いてしまった時の対処法をご紹介します。
1.まずは水で洗う
ベッドシーツに血がついてしまった時、1番はじめに水で洗います。
お湯は厳禁です。
血の汚れは、温度が高いと落ちづらくなるためです。
水または30℃以下のぬるま湯で洗いましょう。
血の汚れは、時間が経つほど落ちづらくなります。
まずは、ベッドシーツをお風呂や流しで血の付いた部分を水で洗います。
時間が経っていない汚れなら、水だけである程度落ちます。
血の汚れが、だいたい落ちたら次は石鹸で洗います。
お家に石鹸がなければ、ハンドソープやボディソープ、または食器用洗剤でも大丈夫です。
血が付いてしまった所に、石鹸をつけてもみ洗いをします。
後は、洗濯機に入れていつも通りに洗濯をします。
汚れてからすぐの血の汚れは、これで大体落ちます。
朝、洗っている時間がない時は、汚れの落ちが良くなるので水に浸けて出かけましょう。
あとは、帰ってから石鹸でもみ洗いをして、いつも通りの洗濯をします。
2.酵素系漂白剤でシミを抜く
血の汚れがすぐに落とせるなら、それが1番ですが時間が経ってしまった時の落とし方をご紹介します。
血のシミができてしまったら、洗濯用の酵素系漂白剤を使います。
酵素系の漂白剤は色柄ものにも使え、血の汚れにも効果的です。
気を付けてほしいのが、塩素系の漂白剤と間違えないようにしてください。
塩素系漂白剤は、白物にしか使えないので注意が必要です。
色ものは、色落ちや色移りします。
洗剤のボトルや袋に書いてあるので、よく確認しましょう。
シミの部分に酵素系漂白剤を直接かけます。
だいたい10分くらい浸けておき、その後いつも通り洗濯をします。
これで、血のシミはキレイになります。
もし、家に洗濯用の酵素系漂白剤がないときは、マジックリンなどでも代用できます。
マジックリンには、血の汚れを落とすのに必要なたんぱく質分解酵素が入っています。
使い方は、洗濯用の酵素系漂白剤とおなじで、10分くらい浸けておき、水洗いをします。
その後、普通に洗濯をするとシミはキレイになります。
3.血の汚れに強い、セスキ炭酸ソーダを使う
セスキ炭酸ソーダは、血の汚れには、これ。
と言われるほど血液の汚れに効果があります。
そのため、布ナプキンの経血落としに使われています。
スーパーや、ホームセンターではアルカリウォッシュという商品名で売っています。
100円ショップにも、売っている場合があるので気になる人は探してみてください。
セスキ炭酸ソーダは、水に溶けやすい白い粉末です。
弱いアルカリ性で、手荒れの原因になるので、お肌の弱い人はゴム手袋を使用したほうがいいです。
使い方は、セスキ炭酸ソーダを水またはぬるま湯に溶かします。
セスキ炭酸ソーダを溶かした液に、ベッドシーツを浸けこみます。
浸けこみ時間は、だいたい2~6時間くらいが良いです。
シミが取れてなければ、もう一度セスキ液を作り直して浸けこみます。
その後、いつも通りに洗濯をしたらキレイになります。
セスキ炭酸ソーダは、血液の汚れにとても強いので家に常備しておいても良いです。
セスキ炭酸ソーダは洗濯以外にも、掃除にも使えます。
4.オキシドールで血が落ちる
オキシドールと言えば、消毒液です。
このオキシドールで血の汚れが落ちます。
旅行や、ホテルなどでベッドシーツを汚してしまった時など効果的です。
オキシドールは、薬局はもちろんスーパー、100均でも売っているところがあります。
使い方は、オキシドールを汚れに直接かけます。
綿棒や歯ブラシで、よごれをたたいて落とします。
浮いてきた汚れを、タオルなどで拭き取ります。
まだ、血の汚れが取れていなければ、繰り返してキレイにしていきます。
せっかくの旅行や、お出かけでシーツに血がついてブルーになってしまうと楽しくありません。
いざという時のために、オキシドールを持っていると女子力が高くなります。
オキシドールは消毒液なのでけがをした時にも使え心強いです。
ベッドシーツの血を落とそう
ベッドシーツに血がつくと、忙しい朝に洗うのが面倒だったり出先でどうしたら良いかわからない時があります。
意外と身近にあるもので、血の汚れは落ちます。
また、1番大事なことは汚れたらすぐに水で洗う事です。
血の汚れは時間が経てば、落ちにくくなっていきます。
いままで、落ちないと諦めていたシーツの汚れがあったら酵素系の漂白剤で浸け置き洗いをためしてみてください。