髪に寝癖をつかせない方法

快眠情報最終更新日:2017年5月1日

髪の悩みは様々なものがありますが、多くの人が1度は困ったことがあるものが、寝癖ではないでしょうか。

朝の忙しい時間の大敵である寝癖を付けないようにするにはどのように寝ればよいのでしょうか。

注意点やコツをご紹介します。

1.第一の基本はしっかり乾かすこと

夜に入浴して髪を洗った時に、どの程度髪を乾かしますか?痛みなどを予防するために、自然乾燥したり、毛先は乾かさないという人も多いのではないでしょうか。

髪は濡れている時に癖が付きやすく、髪が湿った状態で寝てしまうと、激しく寝癖が付いてしまいます。

ですので、しっかりドライヤーで乾かしてから寝ることがとても大切です。

自然乾燥ですと、乾燥させている間に癖が付いてしまいますし、衛星的にもよくありませんのでオススメ出来ません。

また、触った感じで髪が乾いていても、乾かしたばかりだと髪がまだ湿気を多く含んでいて、それも寝癖の原因になります。

乾いてから1.2時間ぐらい経って、充分に湿気がなくなってから寝るようにしましょう。

特に、ショートカットやボブカットなど、髪を束ねてごまかすことが出来ない髪の長さの人にとって、濡れた髪が原因で付いた強い寝癖は、とても困ったものです。

寝癖次第でヘアスタイルが決まらないこともあります。

寝癖が付く原因を少しでも減らすために、まずよく乾かすことが大切です。

2.ナイトキャップを被る

キレイな髪の毛が魅力的な渡辺直美さんが、ナイトキャップを被っていると話して話題になりました。

ナイトキャップとは、夜寝ている時に被る薄手でゴムの入った帽子のことです。

髪をすっぽり中に納め、あちこちに広がるのを防ぎます。

生地は基本的に綿ですが、渡辺直美さんはシルクのナイトキャップを絶賛していたようです。

寝ている時は自分が思っている以上に寝返りを打っていて、頭もよく動かすので髪が枕や布団にすれています。

それを毎日毎日、何時間も続けていては髪に負担がかかってしまいますよね。

寝返りは寝癖の原因にもなります。

そんな時にナイトキャップを被ると、髪が擦れたり絡まったりすることが格段に減ります。

変な形で曲がったまま癖がつく事がないので、寝癖も防止されます。

髪が長い人は寝癖が付きやすい箇所も多いですが、ナイトキャップにうまく髪を納めることで、自然な髪の流れのまま寝ることが出来ます。

こちらでも、髪をよく乾かしてからナイトキャップを被ることが重要です。

そして、自分の頭の大きさや髪の量に合わせたナイトキャップを選びましょう。

3.硬い枕は避けましょう

寝癖は、主に頭や体の重さが髪にかかることで付いてしまいます。

その上で枕が硬いと、頭と枕の間にあまり隙間が出来なくなるので、より寝癖が付きやすくなってしまいます。

くっきりとした強い寝癖も、硬い頭と硬い枕に挟まれた時に特に付きやすく、枕が硬いと防ぐ方法もありません。

さらに、毛先が枕の上に来るようなショートカットですと、右向き左向きなどの寝方の癖により、頭の片側の髪だけボリュームがなくなったり、毎日はねてしまうようになったりもします。

そうなると、寝癖を超えた、直すのが困難な髪の癖になってしまうので、注意が必要です。

逆に、柔らかくて頭の重さをふんわりと吸収してくれるような枕ですと、強い圧が加わらないので寝癖が付きにくいですし、付いたとしても直しやすい軽い寝癖で済みます。

好んで硬い枕を使っている人もいると思いますが、髪のことを考えると、柔らかい枕を使った方が良いでしょう。

4.寝癖以上の癖をつける

寝癖以上の癖をつけるというのは、髪を巻いたり編んだりして、あえて癖をつけることにより、寝癖を付けないようにすることです。

例えば、翌日にウェーブヘアにしようと思っている場合などは、スポンジタイプのカーラーを巻いて寝ましょう。

いびつな寝癖ではなく、カーラーで巻いたウェーブであれば、寝癖にはなりません。

熱を使ったヘアアイロンやホットカーラーで巻くより、髪に負担がかかりませんし、忙しい朝に髪を巻く手間が省けます。

ウェーブヘアにしない場合も、髪をまとめる時などに事前に巻いてあると、髪が扱いやすくなりヘアスタイリング面から考えてもオススメです。

カーラーに抵抗がある場合は、ゆるめに三つ編みをしたり、ふたつに結ぶだけでも寝癖が付きにくくなり、翌朝の髪のまとまりも良くなります。

逆転の発想とまではいきませんが、あえて自分で癖をつけることで、不意な寝癖が付くのを防いでみるのも良いでしょう。

寝癖直しの方法や専用のスタイリング剤はたくさんありますが、1番嬉しいのは寝癖が付かないことですよね。

寝方で寝癖を防ごう

髪質や長さによって寝癖の付きやすさには個人差がありますが、寝方によって寝癖が付くことを防ぐことが出来ます。

どれも簡単で、誰でも実践できることばかりです。

朝の貴重な時間を無駄にしないためにも、寝癖が付かない寝方をしてみてはいかがでしょうか。

寝癖の悩みから解放されて、思い通りのヘアスタイリングを楽しんでくださいね。