みなさん、子供に絵本は読んであげていますか?仕事が忙しかったり、家事に追われたりで日中はなかなか読む時間が取れない親御さんもいらっしゃるでしょう。
それでも「一日に1冊は読んであげたい」という気持ちで、毎日寝る前に読んであげているご家庭も多いはず。
今回は、寝る前に読み聞かせるのにオススメの絵本をご紹介します。
1.いいこでねんねできるかな
絵本の定番、木村裕一さんの「あかちゃんのあそびえほん」シリーズの中の一つです。
小鳥さんや猫さんが順番に眠りについていく中、主人公のゆうちゃんは寝る時間になってもどうしても眠れません。
ゆうちゃんがどうやって眠ることができたのかが見どころです。
赤ちゃんが喜ぶような簡単なめくりの仕掛けがあるので、楽しんで読むことが出来ますよ。
「赤ちゃんって、眠りに就くときにこういう仕草するよね」という事が並んでいるので、寝付くのが苦手な小さいお子さんにはもってこいの絵本です。
2.おやすみ、はたらくくるまたち
文、シェリーダスキーリンカー、絵、トムリヒテンヘルドさんによる絵本です。
日中、広い工事現場を一生懸命働いた工事車両達が、働き疲れて眠りにつくところを描いています。
ブルドーザーやショベルカーダンプカーなど、工事車両が勢ぞろいしているので、車が大好きな男の子にはたまらない絵本となっていますよ。
全体的に、色鉛筆で塗ったような優しい色合いの絵柄で描かれているのがとても素敵です。
それぞれの車たちに「おやすみ」と語りかける口調で話が進むので、一緒に読んでいる子供も工事車両たちと一緒に眠る夢が見られそうですね。
3.そらまめくんのベッド
なかやみわさんによるそらまめくんシリーズのなかの一冊です。
そらまめくんは、自分のベッドが大好き。
誰にも触らせたくないくらい、大のお気に入り。
ところがある日、そんなベッドが無くなってしまいます。
困ったそらまめくんが、ベッドを探しに出かけるというおはなし。
そらまめくんシリーズは幼稚園や保育園でも読まれることが多いので、そのキャラクターを知っているお子さんも多いでしょう。
かわいいそらまめくんが、一生懸命考えて行動する姿はとても癒されます。
最後には自分のベッドを見つけ出しホッとして眠る姿が描かれるので、子供たちも安心して眠りに就く事ができそうです。
4.おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本
カール=ヨハンエリーンによって書かれた絵本です。
心理学に基づき、寝付かせることを目的として書かれています。
最初のページに読み方の手引もあるので、そちらを参考に読んでみましょう。
ページ数は多い絵本ですが、最後まで読むことにはならないでしょう。
その理由は必ずといっていいほど途中で寝てしまうから。
なんと「運転している人のそばで絶対に音読しないこと」という注意書きまであるくらいです。
寝付きが悪くて困っているという親御さんは、ぜひ一度試してみてはいかがですか。
5.おたすけこびとのクリスマス
文、なかがわちひろ、絵、コヨセジュンジさんによる絵本です。
サンタさんのクリスマスプレゼントが、子供たちのもとにやってくるまでの秘密を書いたお話です。
サンタさんと言えば煙突からやってきて、寝ている間にそっと枕元にプレゼントを置いて行ってくれるというのが定番ですね。
でも「私の家って煙突無いじゃない」と言われて困った事はありませんか?
しかしこの絵本を読んであげれば、煙突の無いお家でもクリスマスプレゼントがやってくる秘密がわかっちゃいます。
一生懸命プレゼントを運ぶこびとたちの奮闘ぶりを、見てあげてください。
6.ちょっとだけ
文、瀧村有子、絵、鈴木永子さんによる絵本です。
赤ちゃんが生まれてお姉ちゃんになったばかりのなっちゃんが、お姉ちゃんになろうと頑張っている様子を描いたお話です。
赤ちゃんのために健気に頑張る姿をみると、読んでいる親の方が泣いてしまいそうになります。
最後にはなっちゃんとお母さんがギュッと抱き合って終わるので、一緒にお子さんを抱きしめてあげると良いですね。
子供を叱ってしてしまった日、兄弟げんかばかりでイライラしてしまった日には、とてもオススメです。
親子で仲直りして、穏やかな気持ちで眠ることができますよ。
寝る前に最適な絵本を読もう
寝かしつけにオススメの絵本を6冊ご紹介しました。
気になる絵本はありましたか?寝る前の読み聞かせは、親子のコミュニケーションのための大切な時間です。
お気に入りの一冊を見つけて、親子の絆を深められるような読み聞かせの時間を持てるといいですね。