せっかくニキビを早く治そうと頑張っていても寝ている間に潰れてしまって、朝起きたらニキビが大変ことになっていたなんて経験はありませんか?
寝ている間も油断は禁物です。
なるべくニキビが潰れないように工夫することで、ニキビの悪化を防いでくれて治りを早くすることができます。
1.寝方と布団のかけ方に注意
ニキビに良くないのは刺激です。
寝ている間に刺激が加わるとかゆくなって無意識のうちに手で触って潰してしまいますから、刺激を避けるようにしましょう。
まず、寝る時には仰向けになって寝ましょう。
顔が布団やシーツと接触するのを防げますから、刺激が加わらなくなり潰れるリスクがその分減らせます。
一番いけないのがうつ伏せです。
顔全体が枕やシーツに押し付けられて、当然ニキビにも力がかかって潰れやすくなります。
寝ている間に息苦しくなって顔や体を動かしてしまいますから、当然ニキビが枕やシーツとこすれてしまって潰れやすくなります。
横向きも枕とニキビ部分が接触してしまいますから、ニキビ悪化の元です。
特にニキビがある側が下になっていると当然圧力がかかりますから、ニキビが潰れてしまいます。
ニキビがない側なら悪化は防げますが、顔と寝具とのこすれが起きやすく新たなニキビができやすくなってしまいます。
普段から仰向けに慣れていない方も、ニキビのために頑張って仰向けに寝るように習慣付けましょう。
また、布団をかぶって寝ないようにしましょう。
布団と顔がこすれることでニキビに刺激が加わりますから、知らない間に手で触ったり潰してしまう原因になります。
顔を布団から出すことでこれを防げますから、寒い冬でも顔だけは布団の外に出して寝ましょう。
2.髪の毛は顔にかからないように
髪の毛が顔に当たることでニキビが悪化してしまいます。
毛先がニキビに当たると刺激になりますから、寝ている時も髪の毛が顔にかからないようにゴムでまとめたり、ヘアバンドを付けるなどして寝るようにしましょう。
毛先がツンツンとニキビに当たると寝ている時でも刺激になって、気が付かないうちに触って潰していることもあります。
髪の毛にゴムの跡が付くのが嫌だという方は、寝る時用に跡が付かないゴムなども売っていますから、それを活用しましょう。
100均などにたくさんありますから、かわいいお気に入りのものを見つけましょう。
ヘアバンドやターバンなども跡が付かないタオル素材の者なども売っています。
緩めで締め付けのないものならそれほど気にならないですから、寝やすいものを100均などで探してみましょう。
3.緩めのマスクでガード
寝ている時のマスクはニキビ悪化の原因になるとも言われていますが、マスクの種類にもよります。
肌とマスクがこすれることでニキビに刺激が加わり、蒸れてニキビの原因菌のアクネ菌の繁殖しやすくなるからです。
緩めのマスクならぴったりフィットするマスクよりもニキビの悪化は防げますし、隙間があって通気性にも優れていますから蒸れる心配もありません。
マスクでガードされて、寝ている間に指で直接ニキビに触れるのを避けることができます。
寒く乾燥する冬には寒さ対策にもいいし、自分の息で天然の保湿効果が得られて、ニキビの乾燥まで防いでくれます。
4.絆創膏の活用
ニキビの数が少ないなら、絆創膏を貼って寝るのもニキビを潰さないために効果的です。
普段怪我した時のようにぴったり貼ってしまうとニキビが潰れたり皮膚呼吸できなくなってニキビ悪化の元になりますから、ふんわりと貼るのがコツです。
また、絆創膏のテープ部分でかぶれるという方は絆創膏の種類を変えてみましょう。
今はテープでかぶれないタイプの低刺激な絆創膏もありますから、それを使ってみるのが良いでしょう。
5.綿の手袋をして寝る
手には色々な雑菌が住んでいて、それがニキビに触れることで悪化してしまいます。
昼間は触れないように気をつけていても、寝ている間に触れてしまうとニキビを潰してしまったり、ニキビを悪化させることにもなります。
寝ている間に手で直接ニキビに触れないようにするためには、手袋の活用もオススメです。
白い薄手の綿の手袋なら通気性がありますし、爪でニキビを引っかいて潰してしまうのを防いでくれます。
もし無意識に触れてしまっても、雑菌が繁殖するのを抑えてくれますからニキビ悪化の予防にもなります。
冬場ならハンドクリームをつけて綿の手袋をして寝てみましょう。
ニキビを潰すのを予防してるのと一緒に手の乾燥を防いでくれますから、手荒れの防止にもなってしっとりした美肌になれます。
ニキビをつぶさないように眠ろう
寝る時にほんのひと工夫するだけで、ニキビを無意識に潰したり潰れやすくなるのを防いでくれます。
幾つかの方法を紹介しましたので、これなら自分もできるなと思えるものがあるはずです。
まずはやりやすいものから取り入れてみて、ニキビをしっかり治すようにしましょう。