3時間睡眠のすごいメリットと怖すぎるデメリット

快眠情報最終更新日:2016年9月2日

3時間睡眠で毎日暮らせたらいいと憧れる方もいることでしょう。

残りの時間を少しでも自分の自由な時間にあてることが出来れば、

充実した日々を過ごせるかもしれません。

しかし、ショートスリーパーと呼ばれる方達の健康や体の状態はどうなのでしょう。

これから、3時間睡眠のメリット・デメリットをご紹介します。

1.1日の活動時間が長くなる

1日の活動時間が長くなることです。

一般の人が平均7時間寝ると考えると、4時間程度の活動時間が増える計算になります。

その時間を仕事、趣味、勉強など自分の好きなことにあてることが可能です。

他の人より人生を楽しむことができるとも考えられます。

毎日4時間の時間があるとしたら、1か月で120時間、1年で1440時間もあるということです。

何をしようか楽しみも増えますね。

2.睡眠に対するストレスがない

8時間寝ていた人が3時間しか寝れていないと「3時間か・・・」というストレスに感じますが、

3時間睡眠の人は仕事や遊びで就寝時間が遅くなっても、寝ないといけないというストレスがないので、楽に生活できます。

ストレスは多少は必要ですが、無いにこしたことはありません。

夜、布団に入って寝つけないということもなく、寝ることに対して前向きになれるかもしれません。

3.短時間で熟睡する

3時間睡眠の人は短い時間に深い眠りについています。

しっかり熟睡できているので、頭はスッキリしています。

効果的に熟睡しているので、集中力・記憶力も良いです。

長時間睡眠していても熟睡できていなければ、頭はスッキリせず、疲労感も多少は残っています。

4.集中力が無くなり、うつ病のリスクも

無理な短時間睡眠は逆に眠くなり、集中力が落ちます。

落ち込みやすくなることも考えられます。

連日の徹夜などで睡眠不足になると幻覚・幻聴が起こりうつ病を発症するリスクが高まるという研究結果もあります。

うつ病になりやすいのが短時間睡眠だそうです。

また、睡眠不足がいき過ぎると過眠を起こすこともあります。

こうなると、学校や会社に行く時間なのに、起きれないとか仕事中、授業中に眠たくなってしまいます。

1日7~8時間寝ていた人が急に短時間睡眠で生活しようとすると、体に異変が現れることがあります。

時間を有意義に使いたい気持ちは分かりますが、7時間睡眠が必要な人もいるので、

自分の生活、体調に合った睡眠の取り方が大事になってきます。

他には、胃の調子が悪い、頭痛、関節痛などの症状が現れたという結果もあります。

5.成人病になりやくなる

睡眠時間が極端に短いと血液中の糖分のコントロールが効かなくなり、糖尿病などになりやすいです。

インスリンの働きが弱くなります。

血糖値が正常であっても3時間睡眠を続けていると病気になるリスクは大変高まります。

また、心臓病のリスクも高まります。

睡眠時間が短いと血圧を上げる原因になり、脳卒中、脳梗塞などのリスクが高くなります。

免疫を低下させる原因にもなります。

寝ると成長ホルモンが分泌されますが、睡眠不足になると上手く分泌されなくなります。

分泌が上手くいかないとあらゆる体調不良を引き起こし、命に関わる病気になりかねません。

6.太りやすい

睡眠時間が5時間未満になると肥満のリスクが高くなります。

睡眠時間が3時間の人は7~8時間の人に比べ、肥満のリスクが73%アップします。

ダイエットをしているのになかなか痩せないという人は睡眠時間が短い場合があります。

短時間睡眠だと食欲が出てしまうからです。

睡眠を取らずにいると夜の食事量が増え、食欲を増進させるホルモンが出てくると言われています。

夜中に食べてしまうと朝ごはんを食べずに学校や仕事に行き、食生活が乱れてしまいます。

また、睡眠不足は筋力を低下させるとも言われていて、ダイエットに影響が出ます。

昼休みなどには15分くらいの仮眠を取りましょう。

夜、寝る前はテレビ、パソコン、スマートフォンを見るのを控えましょう。

最後に、人によって最適な睡眠時間は違うと思いますが、1日7~8時間の睡眠が一番良いとされています。

元々、ロングスリーパーの人が憧れや自分の自由な時間を確保しようとして、

3時間睡眠を始めるのは構わないですが、無理をし過ぎると体に良くない影響も現れてくる場合があります。

自分の体に合った睡眠を心がけて欲しいと思います。

3時間睡眠が体調にもよく、頭も冴えて毎日、快適に暮らせるというなら、それは体に合っているということです。

誰しも、もっと時間があってそれを上手く使えたらどんなにいいかと考えるでしょう。

しかし、体の調子が少しでも良くないと感じたらいつも通りの時間睡眠を取ることをオススメします。

3時間睡眠は理想ですが、いいことだけではないので、たまに休みの日に挑戦してみるのも良いでしょう。

しかし、病気のリスクが高くなることを考えて行動して下さい。

みなさんの生活が有意義なものになることを祈っています