電車の中で眠るためのコツ

快眠情報最終更新日:2017年4月1日

移動中の電車の中というスキマ時間は貴重な時間。

しかし、他人が大勢乗っている電車の中では気がかりなことも多く安心して眠るのは難しいですよね。

今回は電車の中で安心して上手に寝る方法をご紹介します。

1.マスクを着用する

眠っている最中、口が開いてしまったりなど変な顔になってしまうときってありますよね。

電車の中は他の人の目が気になるものです。

変な顔になっていないか、よだれが垂れていないかなどと気にしていると熟睡できません。

そこで役に立つのがマスクです。

マスクをしていれば顔の大部分を隠すことができるので、どんな表情で眠っても他の人の目が気になりません。

また、口が開いてしまった場合にマスクをしていれば口の中の乾燥防止にもなります。

それに、マスクをしていると万が一よだれが垂れそうになってもマスクの繊維がよだれを吸収してくれるので垂れ落ちてきてしまう心配もありません。

2.貴重品はポケットに入れずにバッグにまとめる

電車の中でスリにあってしまっては大変ですよね。

スリにあってしまう心配をしていると、なかなか熟睡することはできません。

そこで、スリにあわないよう、十分に対策をしておくことが重要です。

まず、財布や鍵などの貴重品はコートのポケットには入れずにバッグの中に全てしまいましょう。

バッグはチャック付きのものを使用し、きちんと閉めるようにしましょう。

チャック付きでない場合は、貴重品をなるべくバッグの底の方にいれるようにし、その上にストールやマフラーを重ねておくと安心です。

そして、バッグは膝の上に乗せて、全体を抱え込むようにしましょう。

3.座席はできるだけ端の方を選ぶ

電車の中で眠ると、ゆらゆらと右や左に揺れて、隣の人に迷惑がかかってしまいますよね。

それに大きく揺れた瞬間にパッと目が覚めてしまったり、首が大きく横に曲がった状態で眠ると、首が痛くなってしまいます。

そこで、座席は端の方を選びます。

隣の人がいない方の側にもたれかかるようにして眠れば大きく揺れることもないですし、隣の人に迷惑をかけることもなくなります。

端の座席にはつかまる棒があることが多いので、棒に頭をもたれさせると首に負担がかからずオススメです。

窓側と通路側がある形態の電車の中では窓側を選びます。

窓にもたれかかることができるので隣の人に迷惑がかかりません。

また、通路側に座っていると、窓側の人が途中下車する場合に席を立ったり足を引っ込めたりして気を遣います。

そのまま気づかずに眠っていると窓側の人が降りたいのになかなか降りれなくて邪魔になってしまいます。

迷わず窓側を選びましょう。

4.優先席には座らない

優先席に座っていた場合、眠ってしまうと乗車してきた高齢の方や妊娠中の方、体の不自由な方などに気づくことができません。

優先席を必要とする方がいるのに眠っていたまま譲らないと他の人から白い目で見られてしまいます。

いくら眠くても人として最低限のマナーは守りたいですよね。

停車駅ごとに席を譲らなくてはいけない人がいるかどうか気を張っていては熟睡することができません。

眠りたい場合は優先席には初めから座らないように気を付けましょう。

5.携帯アラームを設定する

電車の中で眠ってしまうと乗り過ごしてしまう心配がありますよね。

そこで、携帯電話をバイブ式のマナーモードにして、降りる時間の少し前にアラームを設定します。

そして、振動が伝わるようにポケットなどに入れて、乗り過ごしを防ぎます。

厚着している場合はアウターのポケットに入れずにインナーのポケットに入れるなどして振動が確実に伝わるよう工夫してくださいね。

6.立ったまま眠る場合は角を狙う

座席が空いていない場合もけっこうありますよね。

立っていると座っているときに比べて眠るのは至難の業ですが、それでも眠りたい場合には車両の中のもたれかかることのできる角を探します。

角といえばドア付近になることが多く、乗り降りする人の邪魔になるのでは?と思うかもしれません。

しかし角にぴったり張り付いていれば邪魔になることはなく、それほど気にせず眠ることができます。

座席の真ん中の方のつり革につかまって眠るとバランスを崩しやすく眠りづらいのでとにかく角を見つけるようにしましょう。

とはいえ、立ったまま眠るのは角でも倒れてしまったりする可能性があるのでこれは最終手段として、できるだけ座席を見つけるようにしましょう。

スキマ時間を利用して睡眠時間を確保しよう

電車の中で上手に寝る方法をご紹介しました。

工夫しだいで電車の中でも効率よく眠ることができます。

安全に、周りの人に迷惑をかけないように気を付けながら電車の中で上手に寝ましょう。

忙しい現代人、少しでも睡眠時間を確保して元気に充実した毎日を送りましょう。