睡眠に効果的なハーブ使って安眠を得る方法4個

快眠情報最終更新日:2016年10月30日

日々の生活の中で、知らず知らずに溜めてしまったストレス。

気が付くと、偏頭痛や肩こりになっていたり、不安や心配事で憂鬱な気持ちになったり・・・。

やがて睡眠に支障が出てきて眠れない日々が続いてしまうこともあります。

そうなると次の日仕事に行くのも辛くなって、精神的にも沈みがちになってしまいますよね。

今日は気軽に生活に取り入れられる、睡眠に効果的なハーブをご紹介します。

1.安眠のハーブ、カモミール

カモミールは、小さな白い花をつけるハーブで、触ると甘酸っぱいリンゴのような優しい香りがします。

赤ちゃんにも優しいこのハーブは、不眠症の改善が期待できる頼もしい安眠ハーブとして知られています。

寝る前に、カモミールティーにしたり、カモミールミルクティーにして飲むとほっこりとした気持ちになれます。

精神の緊張からくるストレスを緩和して、リラックスできるように促してくれます。

また、消化機能を整えてくれる働きもあり、胃腸の調子を改善させてくれます。

肌のトラブルにも有効で、乾燥を防いだり、アトピーやアレルギーのある人にもオススメのハーブです。

精神の緊張からくるストレスや、冷え症にも効果を発揮するので、日常的に取り入れたいハーブです。

2.鎮静効果のあるラベンダー

ラベンダーは万能と言われるほど、たくさんの効能があります。

ラベンダーの香りは甘すぎず、スッキリとしていますが、嗅いでいるとだんだんと気持ちが落ち着いてくるのに気が付くでしょう。

何故ならラベンダーには鎮静効果があり、高ぶった神経を静め、緊張を解放してくれる作用があるからです。

枕元にドライラベンダーのポプリを置いて寝ると、いい香りに包まれで安心した気持ちになることができ、心地よく眠りにつくことができます。

身体に溜めた緊張は偏頭痛、肩こり、腰痛などの症状で現れることがあるので、これらの症状がある人にもオススメのハーブです。

また、抗菌作用もあるので、インフルエンザや風邪が流行り出す時期に、積極的に取り入れたいハーブです。

また、ラベンダーのポプリをクローゼットにかけておくと防虫効果も期待できます。

抗炎症作用もあり、日焼けした肌にも効果的なため、化粧水などに使われることもあります。

万能と呼ばれるラベンダーは安眠だけでなく、私たちの生活全般に置いて頼れる頼もしいハーブです。

3.爽やかな香りでリフレッシュ、レモンバーム

レモンバームは、名の通り、レモンに似た香りのするハーブです。

フレッシュな香りは、精神的に落ち込んでいる人や、不安や心配事で頭がいっぱいでなかなか寝付けない人にオススメのハーブです。

レモンにに似た柑橘系の香りは、鬱々とした気持ちを晴らし、前向きになれるようにサポートしてくれます。

レモンバームは不眠症だけではなく、生理痛や生理不順にも効果を発揮するハーブなので、昔から女性に好まれていました。

また、消化器系を整えてくれるので、胃腸の調子が悪い時や、消化不良を起こしているときなども効果的です。

寝る前や心が不安でいっぱいな時、憂鬱で何もする気が起らないとき、未来のことをあれこれ考えて心配してしまうとき、生理痛で憂鬱な時などにハーブティーにして飲んでみましょう。

4.上品な香りのローズ

ローズは、誰もが知っているバラの事で、不眠症だけではなく、美肌効果があることから化粧品やコスメ、香水などにも重宝され、昔から女性に愛される花です。

気分が沈みがちになると寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めて熟睡できず、疲れを溜めたまま朝を迎えてしまうことがあります。

そんな人にはローズがオススメです。

神経過敏になっていたり、自己否定感や罪悪感などで自分を責めてしまう人をやさしい香りで包んでくれます。

ありのままの自分を愛し許せるようにそっと背中を押してくれるハーブです。

ありのまの自分に自信が出てきて、精神が満たされると身体も緊張が解けてリラックスできるようになり、よく眠れるようになります。

いかがでしたか?今日紹介したハーブはどれも手に入りやすく、自分で栽培することももちろん可能です。

比較的育てやすいハーブなので、年中楽しみたい人は、プランターで育ててみるのも良いでしょう。

いずれのハーブも、妊娠中の女性は注意が必要なので、使用する前にお医者さんに相談してください。

不眠症に悩んでいる人は、寝る前にハーブティーをいれて飲んでみましょう。

ハーブにはカフェインも含まれておらず、優しい効能で高いリラックス効果を発揮します。

お茶を飲む時のように、ドライハーブをティーポットに入れ、お湯を注ぎます。

3~5分ほど蒸らしてハーブをこして飲みます。

穏やかな香りは脳に直接届き、瞬時に気持ちが切り替えられるので、リラックスすることができるでしょう。

お風呂上りにゆっくりハーブティーを飲んで、心と身体の緊張を解いてからベットに入ると、心地よい睡眠に入っていくことができます。