寝ている時に自然と両手をあげて寝る人がいますが、ほとんどの人は腕をあげてんることはしないでしょう。
赤ちゃんなどは両手をあげて寝ますが、大人になると両手をあげて寝ることが少なくなります。
そこで両手をあげて寝る人の心理や特徴についてご紹介します。
1.開放感を味わいたいと思っている
両手をあげて寝る人の心理としては、寝る時に開放感を味わいたいと思っているからです。
寝る時に大の字になったり両手をあげると、布団一杯を使って寝る態勢になります。
布団になると気分がスーッと楽になったと思えるのは、開放感を味わうことができたからです。
仕事で疲れているほど横になった時にリラックスできますが、丸まって寝るよりも両手をあげて寝る姿勢の方が開放感を味わえます。
体を丸めるほど防御姿勢となってしまい、周りから身構えるような姿勢や心理が働きます。
丸まって寝ると自分を守りたいという心理が働きますが、両手両足を広げると完全に無防備状態となります。
ストレスが溜まっているので、せめて寝る時には開放感を味わってゆっくり寝たいと思っているのです。
2.無防備な状態で安心感を抱いている
両手をあげて寝る人の特徴としては寝る姿勢が無防備な状態なので、寝る時に安心感を抱いている証拠です。
多くの人は家の中はリラックスできますが、布団で寝る時に幸せを感じる人もいるでしょう。
布団はリラックスできる場所と共に、自分が完全に無防備な状態になる場所です。
自分が安心できる場所でなければ寝ることはできませんが、布団に入ると安心感から無防備な心理状態となりやすくなります。
両手をあげることで自分の身を守ることをしなくても、安心できる場所だと思っているので、無意識のうちに両手をあげてしまうことがあります。
両手をあげる行為は相手に降伏したりお手上げ状態だというジェスチャーでもありますが、無防備な自分をさらけ出している状態でもあります。
そのため安心できる布団に入ると無防備な心理状態となり、つい両手をあげてしまいます。
3.体が疲れている
両手をあげて寝る人の特徴としては、体が疲れているサインかもしれません。
両手をあげて寝ることは無防備な自分をアピールして、安心感を得ている証拠とも言えます。
しかし寝ている状態は無意識となるので、その時に両手をあげる姿勢になれば、体から疲れているサインを出している可能性が高くなります。
日頃からのストレスや仕事疲れによって体が疲れてしまい、体の各部位に不調をきたしている可能性があります。
体が疲れていると楽な姿勢になりたいと思って、無意識のうちに両手をあげることがあります。
両手はあげる時は気持ちがいいのですが、そのままの姿勢で寝ていては血行も悪くなったり冷えてしまうので、より疲れが溜まってしまうので注意が必要です。
4.体が不調を訴えている
両手をあげて寝る人の特徴としては、無意識のうちに体が不調のサインを出していることが予想されます。
体は常にどこかに負担を受けることが多いですが、寝ている時に負担が大きいと無意識のうちに楽な姿勢になろうとします。
肩こりが酷い人や首が疲れている人など、自分では自覚症状が無くても無意識のうちに両手をあげて寝ようとします。
両手をあげることで楽な姿勢となり、不調のある部位をカバーすることができます。
寝ている時は無意思の状態になるので、体は自然と楽な姿勢で寝られるように動こうとします。
そのため体が両手をあげた姿勢が楽だと感じることによって、寝ている間に両手をあげてそのまま寝てしまいます。
普段は両手をあげない人があげるようになれば、体の不調が出始めたことにもなるので注意をしましょう。
5.呼吸が浅くなっている
両手をあげて寝る人の特徴としては、寝ている時の呼吸が浅いことが考えられます。
寝ている時も無意識のうちに呼吸をしますが、この時呼吸が浅くて十分な酸素が得られないので、無意識のうちに両手をあげてしまうのかもしれません。
ラジオ体操の時も深呼吸をする時に両手をあげておもいきり吸い込みますが、両手をあげた方が深い呼吸をしやすくなります。
そのため無意識のうちに両手をあげることで、深い呼吸をしようとしています。
呼吸が浅くなる原因は鼻詰まりや枕の柔らかさなどがありますが、背中などの筋肉が固まることでも呼吸が浅くなることもあります。
血行が悪くなって肩こりや首が凝ってくると、自然と寝ているうちに両手をあげて寝ようとします。
血行が悪くなると深い呼吸がしにくくなるので、無意識のうちに両手をあげてしまうのかもしれません。
両手をあげて寝るのはオススメできない
両手をあげて寝る人の特徴を紹介しましたが、基本的には両手をあげて寝るのはオススメできない寝方です。
体に不調があると両手をあげて寝やすくなるので、健康的な人は両手をあげることはほとんどありません。
もしも朝起きて両手をあげて寝ていたら、自分の体調管理を見直すきっかけにすることをオススメします。