最近では、ほとんどの人がスマートフォンを利用する時代になりました。
SNSやスマホゲームもたくさんの種類があり、仕事や学校以外ではずっとスマホを見ている人も多いでしょう。
しかし、そんな便利なスマホも寝る前に見過ぎてしまうと良い睡眠を得られないという事がわかっています。
そこで今回は寝る前にスマホを見てはいけない理由をご紹介します。
1.ブルーライトを浴びると覚醒してしまう
一見、スマホの画面を見るだけではただの光と変わらないと思いがちです。
しかし実はパソコンやスマホの画面からはブルーライトという強力な青色光が出ています。
この強い光を浴びてしまうことによって脳が覚醒してしまい、リラックスできずすぐに眠れなくなってしまいます。
さらに光を浴びてしまうと体が夜だという事を認識しづらくなり、体内時計が狂い眠りへ誘ってくれなくなります。
体が勘違いしてしまっているとなれば、これではなかなか眠りにつけないのも解る気がしますよね。
ブルーライトは網膜に届くほど目にも大きなダメージを与えてしまう為、ドライアイや視力低下なども引き起こす強力な光と言えます。
2.たくさんの情報が入ってきて頭がフル回転
今やSNSは幅広い年齢層が利用するようになりました。
ハッシュタグなどを利用し、自分の知りたい事やジャンルについてすぐ調べられるようになり大変便利です。
他の人が投稿した画像などもすぐに出てくるので寝る前のちょっとした時間でもたくさんの事を検索できます。
好きな芸能人やモデルさん、アーティストなどが投稿した画像などを見れば心がワクワクしてきますよね。
しかしそれが楽しいと思えば思うほど、脳は興奮状態にあります。
本当に眠い時というのは、何も考えられず頭がぼーっとしてくるでしょう。
それが眠りにつく前の正常な状態で、色んな情報が入ってきて頭がフル回転していると脳は眠りにつく準備に入れなくなってしまいます。
できるだけ寝る前は頭を空っぽにして、目をつぶってぼーっとしてみるとはやく眠りにつけるかもしれません。
3.時間を忘れて寝る時間が遅くなる
ついスマホでSNSやゲームをしていたら、2、3時間経っていたという人も多いでしょう。
寝転がりながら一通りSNSをチェックし終えていざ眠ろうと思っても、すぐには脳が覚醒してなかなか眠りにつけないでしょう。
少しだけゲームしてから寝ようと思いゲームをしていたら夢中になってしまいなかなか終われず、睡眠時間があまりないという結果になってしまいます。
最近ではオンLINEで離れている友達ともリアルタイムで遊べるゲームも少なくないので、余計やめるタイミングを失いがちです。
さらにゲームによってさらに脳が興奮状態になりそこから眠りにつくまでどれ程の時間がかかるかわかりません。
ゲームは指を素早く動かしたりする必要があったりするのでSNSよりも覚醒しやすい可能性がありますね。
4.呼吸が浅くなりやすい
立ちながらや座りながらスマホをいじる時は、顔が少し下向きになるでしょう。
それと同じで寝転がりながらスマホを見る時も、顔がどうしても少し前かがみになります。
顔が前かがみになってしまうと、喉の気道が圧迫され空気の通り道が狭くなり、自然と浅い呼吸になってしまいます。
良くリラックスする時は深呼吸をしようと言うように、深い呼吸をゆっくりする事で体は落ち着いた状態になります。
しかしその逆で浅い呼吸になってしまうということは、なかなかリラックス状態に体をもっていけません。
もし寝る前に少しスマホをいじってしまった場合は、頭をリラックスした姿勢に持っていき、深呼吸すれば少しはやく眠りの体制に入れるでしょう。
5.トークの返信が気になってしまう
LINEやカカオといった無料トークアプリで、いつでもチャット形式で色んな人と会話ができるようになりました。
一日中誰かとトークしている、という人もたくさんいるでしょう。
相手が既読したかどうかもわかるので、返信が来ないと既読したかな?気付いてるかな?と常に気になったりします。
逆に会話が盛り上がってしまってなかなかトークを終わらせるタイミングを失ってしまい、ついつい無理をして夜更かししてしまう、という事にもなります。
面白い話だから今終わらせたくないと思ってしまいがちですが健康の為には、ごめん眠いから明日また送るね、と言う勇気も必要かもしれませんね。
寝る30分前はスマホから離れる
寝る前のスマホをいじる時間がとても好き、という人がほとんどです。
1番リラックスできる時間で、誰にも見られず思う存分1人になれる時間です。
しかしそれが睡眠不足を招いてしまい、普段の仕事などに支障をきたしてしまってはいけませんよね。
ネットの世界も便利でとても楽しいですが、まずは自分の健康を第一に考えてスマホとうまく向き合う必要があります。
寝ると決めた1時間前、少なくとも30分にはスマホを置いてリラックスする事に集中する。
何も考えずにぼーっとしてみる、といった習慣を作ればあまりスマホにも依存せずぐっすり眠れる日が来るかもしれません。